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(youtube)3号機の爆発は核暴走? 小出裕章氏 京大助教
以下、ブログ主が上のラジオ放送を起こしました。自由に転載してください。 福島第一原発の3号機の爆発についての質問なんです。今インターネット上の動画サイトなどでこの件が話題を呼んでいるんだそうでして、3月14日に3号機が爆発をしましたよね?これはこれまで放送されているのは水素爆発だということだったんですが、水素爆発じゃなくって核爆発だったんじゃないかって云う話が海外から指摘されていると云う話があります。これはアメリカの原子力の専門家が指摘しているものなんだそうで、映像では1号機などの水素爆発等とは違って、3号機の爆発が黒い煙を上げていると云う風にメイルをいただいているのですが、この件に関して小出先生にご意見を伺いたいとの事です。 小出氏: 核爆発、私たちは核暴走という言葉を使いますけれども、そういうことが使用済み燃料プールの中の燃料で起こるという風には私は全く思っていませんでした。私は水素爆発だと思っていましたし、いずれにしても水素爆発が起こった事は確実だとは思いますけれども、それに伴って核爆発、あ、核暴走ですね、までが起きたかどうかに関しては、たぶんないと私はずーっと思ってきました。ところが、いろんなデータが次第にでてきまして、私が今一番注目しているのは、包括的核実験禁止条約というのがあってですね、世界中のどこかで秘密裏に核実験が行われているかどうかというのを監視するための測定機関があるのですね。日本の場合はそれが高崎にあって、大気中の微量の放射性物質を常に監視しながら、どこかで核実験が行われているかどうかというのをずーっと監視している組織なのです。 国際的組織なんですか? はい。国際的な包括的核実験を禁止する組織がある。その為の日本の組織があって、それが高崎で観測を続けてきたわけですが、その施設でずーっと放射能を測ってきたところ、3月の15日から16日にかけての空気中の放射性核種の分析ももちろんしていたんですね。で、その日はちょうど東京にもものすごい濃密な放射性物質が飛んできた日なんですけども、高崎の研究機関で測定したところ、ヨウ素135という放射性核種が大量にあったという報告がなされています。で、ヨウ素135という放射性核種は、半分に減るまで6.7時間という比較的寿命の短い放射能 6.7時間で半分になる? はい。そうです。ですから67時間ですから3日も経てばもう1/1000になってしまうという、非常にまぁ寿命の短い放射性核種なんです。で、もし福島の原子力発電所が3月11日の地震で停止したのであれば、その時原子炉の中にあったヨウ素135は、3月15日の段階ではもう殆どないと思っていいと。 そうですね。3月11日から3月15日までの間にもものすごく微量になっているハズですよね。 もうあの、4日経っているわけですから、何千分の1かになっているはずで、殆どないと言っていいくらいになっているはずなんですが、高崎で測っていた機関の測定結果によると膨大なものがあった。ヨウ素135が。 もし測定値が正しいとすれば、そのヨウ素135は、3月15日あるいは3月14日に生み出されたと考える以外にありません。 そうすると3月14日に3号機で爆発が起きたという、その時にできたという可能性というのは考慮すべきかもしれないと思います。 ということは、3号機がもし水素爆発であったとしたならば、この直後にヨウ素145(ママ)が膨大な量で観測されるのは考えにくいんですか? 水素爆発だけなら、そんなことはもちろんないですね。ですから水素爆発に誘発されて使用済み燃料プール中の使用済み燃料というものがある一定の場所に吹き飛ばされてというか、集まってそこで再びウランの分裂反応が異常に進んだという状況を仮想するんですね。仮想するというかそんなことがあったということが一つの説明になるかもしれないと。 あ、この時間にヨウ素135があるということの説明の一つとしては考えうるってことですね? そういうことも考えないといけないのかなと思うように私は今なっています。 ということは水素爆発はまああって、それを引き金にしてもしかしたら核分裂反応が使用済み燃料で進んだかもしれないということ? はい。その為の一つのかなり有力な証拠というものがでてきているわけですね。ただ放射性物質の特定と云うのは、東京電力も何度も何度も間違えた情報をだしてきたことがあるわけですから、高崎の包括的核実験条約を検証するための測定機関が、間違った情報をだしたという可能性もあると思います。情報に関しては常に注意しながら考えなければいけませんが、もしその測定データが正しければ、3号機のなんかあったというのはひょっとすると核暴走が起きたのかもしれないと私は今思い始めています。 この事とレベル7との因果関係と云うのはないんですか? ありません。ようするに核暴走が起きたか起きなかったかということと全く関係なく環境にでてきた放射能の量と云うのは別に測定されているのですね。多数の地点で。それで大量の放射性核種が出てきてしまっているというのはもう確定しているわけです。それが壊れて融けてしまった原子炉の中からでてきたものなのか、あるいは一時的に核暴走と云うものが起きてある程度の放射性核種がその時に噴き出してきたのかということ、まぁどちらでもいいんですけど、でてきた放射性核種の量はわかっていますので、レベル7は動かない事実です。 当初からその核暴走っていう言い方を我々が受け止めていれば、レベル7って言われた時のショックはなかったかもしれませんねある意味。 そうですね。もう私も3月15日の段階で、レベル6ははるかに超えているなと思っていましたし、政府の専門家たちもその段階レベル7だと思っていたと言っているわけです。 結果的に水素爆発と受け止め方はどう違ってくるんですか? 核暴走なんてことがですね、いわゆる日本で使っている原子力発電所で起きるなんてことは、私も含めたぶん誰も思っていなかったと。それがましてや使用済み核燃料プールの中の燃料で起きたと云うような事を、今、私が言っているわけですし、そういう推定が今ネット上でなされているのですね。 ものすごく意外な事が起きたかもしれないと言っているわけで、もしそうだとすると、やはり原子力発電所の安全性をもう一度考え直す必要があるだろうと思います。 この核の暴走と云うのはもう終わっているんですね? はい。もちろん終わっています。 それは一時的な事であったと。 そうです。瞬間的に起きて、それで終わりです。 で、そっから発せられる放射性物質の内容が違うというようなことはあるんですか? 核分裂でできる放射性物質は、全て同じです。原子炉の中でゆっくり燃えようと、核爆発でできようと同じですけれども、短い寿命の放射性物質が、もし閉じ込めておけたのであれば、すぐになくなってくれるのですね。でも核暴走というようなものが使用済み燃料プールというむしろむき出しの場所で起きてしまうと、短い寿命の放射性核種がたくさん環境にでてきてしまうということになるわけです。それを高崎の研究機関が検出をしたと言っているんですね。 では今回もしその恐れがあったとしてですね、これからやるべき事、対応などが何か変わるかどうかについてはいかがですか? 変わりません。もう核暴走というのは一瞬で終わってしまっていますので、それ以降もう一月以上経っているわけで、それが起きたのか起きなかったのかということで、今現在の対応を変えることはまったくありません。 ではあの、この恐れがあったとしても、今私たちがその事によって、何かあたふたしたり、むやみにその事をとって不安がる事は無いわけですね。 そうです。 なるほど。そういうことですか。 私自身も情報が正確なのかどうなのかというところで左様なような御答えをいたしました。 以前にも小出先生がおっしゃった、でてきているデータが間違っていればいいんだけどといっていたら本当に間違っていたもんですから、で、ほっとしたっていう事がありましたよね。まずはデータの正しさがどうかということも含めお話をいただきました。
by ngc1208
| 2011-05-05 06:06
| 放射能汚染
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